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日本一周や、地球を一周していた際、僕はその大半を野宿で過ごしていた。
屋根や壁のない場所で眠るというのはとても不安で、不安が大きければ大きいほど眠るのは難しかった。 久々に屋根のある場所で寝た日のことはよく覚えている。 それまではどんなに遅く寝ようとも世間が動き始める前には自然に目が覚めて、飛び立つ鳥の如くそそくさと寝床を後にしていたが、その日は起きるともう夕方だった。 眠りは、これほどまでに環境に左右されるのかとただただ驚いた。 今、避難所では雨風は防げても、ありとあらゆる不安で眠れぬ日々を過ごしている人がたくさんいるはずだ。 みんなが安心してご飯を食べ、野原を散歩し、頭を空っぽにして眠れる日々が一刻も早く訪れてほしい。 そのために今自分が協力できることがないかと考えてみるが、復興と自分とを結ぶ具体的ヴィジョンが浮かばない。 だから今日も右手に握りしめた己の無力さを募金箱に入れ、やり切れなさを凌ぐ。 被災地で梅が咲いたというニュースを聞いた。 今必要なのは印象的な美しさではなく、具体的な安心や充足感だと思う。 それでも花は誰かの心を癒すだろう。 そうしようとせずとも、花は花として在るだけで誰かを癒すだろう。 とてもじゃないが敵わない。 けれども、音楽や言葉にもそういう力があることを僕は疑っても、諦めてもいない。
by abe-kohey
| 2011-03-31 22:30
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