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ある朝、シャワーを浴びようと思ったらお湯が出なかった。
業者さんに見てもらったところ、どうも給湯システムの故障らしい。 そこで、これはいい機会だと思って以前より気になっていた〝ヨッピー流・銭湯入浴法〟を試してみたのだが、これがもう完全に最高だった。 銭湯を〝デカイ風呂〟だと思い込んでいた自分を心の底から悔いるレベル。 ホント、銭湯最高! ヨッピーとはオモコロなどで記事を執筆するライターさん。 自らを〝銭湯神〟と豪語する彼が書いた『銭湯神ヨッピーが語る!見ると銭湯に行きたくなる最高の入浴法』を読んでからというもの、僕はこれまでにないほど銭湯欲が高まっていた。 詳しくは、上記の記事を読んでいただくとよくわかるが、彼が推奨する入浴法はお湯と水に交互に浸かる〝交互浴〟と呼ばれるもの。 これによって自律神経の働きがよくなり、ストレス解消や疲労回復に繋がるというのだ。 僕が住む笹塚は、周囲に銭湯が4つもある、いわば銭湯天国。 忙しくてなかなか行けなかったが、家のお湯が出なくなったのをいいことに、早速銭湯へ行ってみた。 本日僕が選んだのは、去年まで住んでたマンションのすぐ近くにあった大黒湯。 大きな煙突が目印の昔ながらの銭湯だ。 番台のおばちゃんに460円を支払い、靴を下駄箱に入れ、脱衣所でいきなり立ち尽くす。 「水風呂ねぇじゃん」 しかし、そこで不貞腐れて「金返せ!」などと暴れ狂う僕ではない。 水風呂は諦め、湯船に浸かった後、桶で水浴びする作戦に切り替えた。 銭湯セオリーに従って「かけ湯」をし、汗を流してから湯船に浸かる。 抱えている仕事は粗方片付いたし、ランニングの後だし、この時点で気分は最高。 底から出てくるブクブクが気持ちいい。 「あそこの職員はヅラだ」とか「あの店は経営が怪しいらしい」とか、おじちゃんらの会話はインターネット上にないものばかりで興味深い。 銭湯は秘密の情報交換の場でもあるのだ。 一旦、湯船からあがり、体を洗って、いざ交互浴ヘ。 まずは、数分後、自分の身に襲いかかる水浴びに備えじっくりと体を温める。 ふと頭に浮かぶ「なんで水浴びするために温まらなくちゃいけないのか」という疑問を振り払い、信仰にも似た厳粛な気持ちで交互浴に集中した。 約10分後、洗い場が空いているのを見計らって、湯船から離脱。 右手に掴んだ黄色の桶になみなみと水を注いで、頭から一気にかぶった。 一瞬、視界が眩む。 その次に、寒さが襲ってきた。 畳み掛けるように、常連っぽいおじさん達の視線が突き刺さる。 頭の片隅には、時代遅れのアイスバケツチャレンジだと勘違いされるのではないかという不安も過った。 水の冷たさと、それ以上に冷たい視線に耐えながら湯船に再突入。 まさしく逆ダチョウ倶楽部状態。 なぜか熱いのに体が震えた。 しかし、謎の震えは一瞬で消え、全身の血が一気に駆け出すような感覚があった。 体はすぐに温まり、寒さは微塵も残っていない。 これを何度か繰り返していると、今度は不思議なことが起こった。 水浴びが待ち遠しくなってくるのだ。 早く冷水を浴びたい一心で温かいお湯に浸かる。 断っておくが、僕は決してドMなわけではない。 しかし、「温まれば温まるほど水が冷たいゾー!」という、何を求めているのか分からんトランス状態になってきてしまったのだ。 このままでは色んな意味で危ないと思った僕は、最後にザバッと水を浴びて交互浴を切り上げた。 するとどうだろう、体が異常に軽いのだ。 とてもランニングした後の疲れた状態とは思えない。 しかも、全身がものすごくポカポカする。 これが銭湯神が言っていた「体が芯まで温まっている状態」というやつだろうか。 長風呂の後には必ず出てくるイヤな汗もかかない。 外に出てもポカポカ状態は持続。 ビールが美味いのは言うまでもない。 もう完全に最高なのである。 460円でこの経験は衝撃的だ。 エネジードリンク飲みまくるよりずっといい。 みなさん、騙されたと思ってお試しあれ! ただし、心臓が弱い方はやめましょう! ちなみに、僕が行った大黒湯では、脱衣所にこんなポスターが貼ってあります。 気が利いてますねー。(横尾忠則作) 別にステマとかじゃなく、マジで銭湯通いましょう!
by abe-kohey
| 2015-02-20 03:55
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