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前回は、豪華クルーズ船でのホエールウォッチングについて書きましたが、今回はダイヤモンドヘッドに登ってきたお話を。
オアフ島のシンボルでもあるダイヤモンドヘッドは、それほど険しい山ではないですが、10キロ近い子どもを抱えて登るとなると、ある程度の準備は必要です。 歩きやすい服装で行くのはもちろんのこと、暑さ対策をして、十分な飲み物を持って行きましょう。 登山道には途中トイレ、売店はありません。 トイレは登山口のところにあるのでお忘れなく。 では、参りましょう! その日は、とてつもなくいい天気だった。 絶好の海日和だったが、土曜日はダイヤモンドヘッドの麓でファーマーズマーケットがあると聞いたので、山登りに行くことにした。 嫁とは高尾山や御岳山、富士山にも登ったことがあるので、標高232メートルくらいの登山なら気持ち的には余裕だった。 娘の抱っこ役はもちろん僕。 肉体的な負担を考えると抱っこ紐という選択肢がベストだったが、それだと娘の視界には僕の胸しか入らないので、前向きに抱えて登ることにした。 頼もしい父親のみせどころである。 最初のうちは道もなだからで、しかも舗装までされていたので、登山というより単なる散歩気分。 のどかな風景を眺めながら、鼻歌交じりで歩を進める。 登山口から歩き始めて10分後。 道幅が狭くなり、足元も剥き出しの岩でデコボコしてきた。 降りてくる人とすれ違う度に「Hi!」という軽いあいさつが交わされる。 登山客同士があいさつするのは、日本もハワイも同じらしい。 中にはビーサンやミュールで登っているツワモノもいて、「欧米人はタフだなぁ」と眺めていたが、そういえば富士山にもスーツに革靴で登っているサラリーマンがいた。 礼儀正しいのか、山をナメてたのか未だにわからない。 さらに10分後。 娘の全体重がのし掛かる腕には徐々に疲労がたまってきたが、そんな苦労を知らない彼女は登山に飽きたのか大きなあくびをしている。 途中で展望スポットのような場所を発見。 雄大な景色を眺めていると、白人男性が「写真とりましょうか?」と声をかけてくれた。 「いいカメラだねぇ!」なんて言うので、写真が上手な人なのだろうと期待していたら、見事に3人全員が目を瞑った写真に。 きっと悪いのはおじさんでも、我々でもない。 「家族として息が合ってきたんだ」とポジティブに捉えることにした。 しばらくすると、今度は目の前に巨大なコンクリートの階段が出現した。 「山に階段?」と思ったが、かつてダイヤモンドヘッドは軍事施設だったそうだ。 その名残で、登山道には階段やトンネル、攻撃統制室などが残っている。 急な登り階段に驚いていると、さっきまでウトウトしてたはずの娘がやけにニコニコしているではないか。 まるで「階段!階段!行け行け!イエーイ!」とでも言っているようだ。 父親として娘の期待に応えようという一心で階段を一気に駆け上がる。 足腰は全然平気だったが、腕はとうに限界を迎えていた。 登りきって振り返ると、キラキラと輝く美しい海が視界に飛び込んでくる。 息を切らしながら「ホラ、見て!海だよ!」と話しかけると、娘は腕の中ですやすやと気持ちよさそうに眠っていた。 俺はいいけど、俺はいいんだけど、将来男を振り回すような女にだけはならないでほしいと切に思う。 そうこうしているうちに、我々は頂上へと辿り着いた。 眼下にはワイキキのビーチとホテル群が広がっている。 そして何より、海が美しい。 近くで見てもきれいだったが、こうして見下ろすと、青から緑へのグラデーションがより一層鮮やかに見える。 目を覚ました娘も「あー!」とか「うー!」とか言いながら、遠くを指差している。 ようやく苦労が報われた気がした。 頂上にはさっきのおじさんもいたけど、写真はなんとなく別の人に頼んだ。 以上がダイヤモンドヘッド登山の様子でした。 登るのも降りるのも片道約30分。 こんなに気楽な登山で、こんなにも素晴らしい景色を眺められるのなら、登らない手はないでしょう。 入山料も1ドルと格安なので、時間が許すならば、是非登ることをお勧めします。 ここで日の出を見るツアーもあるそうですよ。 この後、我々はファーマーズマーケットに行きましたが、のんびりしすぎたせいで終了間近。 しかし、ホノルル動物園の近くで小さな青空マーケットに遭遇し、美味しそうなプレートランチを買って芝生に座って昼食をとることにしました。 冒頭の写真が、そのマーケットです。 観光客らしき人も少なく、まさにローカルな雰囲気。 地元で採れた野菜やジャム、手編みのカゴが並び、木陰では老夫婦がハワイアンソングとフラダンスを披露していました。 とても気持ちよかったのでチップを渡すと、日本語で「上を向いた歩こう」を歌ってくれました。 名前もよくわからない小さなマーケットだったけど、ハワイで1、2位を争うくらい良い時間と空間でした。 この時ほど、野外でお酒を飲めないのがもどかしかったこともありません。 さて、次回はガラッとトーンを変えて真珠湾攻撃の舞台となったパールハーバーへ行った話を書こうかと思います。 続く…
by abe-kohey
| 2015-05-08 13:41
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